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09月06日-議案上程、説明-01号

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  1. 大野市議会 2000-09-06
    09月06日-議案上程、説明-01号


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    平成12年  9月 定例会       平成12年9月・第309回定例会 会議録(第1日)                             平成12年9月6日(水)                             午前10時   開 議1.議事日程  第1  会議録署名議員の指名  第2  会期の決定  第3  議案第60号から議案第71号まで(12件)       (一括上程、提案理由の説明)2.出席議員(21名)     1番   土 田  三 男 君    2番   松 田  信 子 君     3番   兼 井    大 君    4番   島 口  敏 榮 君     5番   寺 島  藤 雄 君    6番   谷 口  彰 三 君     7番   高 岡  和 行 君    8番   浦 井  智 治 君     9番   幾 山  秀 一 君    10番  笹 島  彦 治 君     11番  牧 野    勇 君    12番  岡 田  高 大 君     13番  米 村  輝 子 君    14番  本 田    章 君     16番  常 見  悦 郎 君    17番  松 井  治 男 君     18番  畑 中  章 男 君    19番  坂 元  千 秋 君     20番  村 西  利 榮 君    21番  砂 子  三 郎 君     22番  榮    正 夫 君3.説明のため出席した者   市   長  天 谷  光 治 君    助   役  前 田  佳 一 君   収 入 役  小 林  時 彦 君    教 育 長  藤 井  道 明 君   総務 部長  石 倉  善 一 君    市民福祉   永 田  康 寛 君                        部  長   産業経済   廣 瀬  円 信 君    建設部長   川 田  光 男 君   部  長   教育委員会  大葭原  勝 一 君   事務局長           秘書広報   広 瀬  吉 隆 君    総合政策   前    幸 雄 君   課  長                 課  長   総務課長   松 田    勉 君    財政課長   宮 下  真 一 君   生活環境   藤 森    勉 君    福祉課長   阪 井  康 雄 君   課  長   農務課長   藤 田  英 機 君    商工観光   山 内  武 雄 君                        課  長   建設課長   熊 野  誠 一 君    都市整備   下 河  育 太 君                        課  長   中部縦貫道  寺 西  重 朗 君    水道課長   長 瀬  哲 也 君   推進課長   教育委員会  谷 脇  一 治 君    監査委員   指 岡    勲 君   社会教育課長               事務局長   保健衛生   岸 山    厚 君    高齢福祉   中 村  浩 一 君   課  長                 課  長   財  政   鉱 崎  昭 治 君   課長補佐4.事務局職員出席者   局  長   前 田  紀 男      次  長   山 村  正 人   係  長   脇 本  浩 嗣5.議事(午前10時10分 開議) ○議長(常見悦郎君)  これより、平成12年9月、第309回大野市議会定例会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりであります。 直ちに本日の会議を開きます。 この際、諸般の報告をいたします。 去る6月定例会で採択した陳情を市長に送付しておきましたが、その処理結果の報告がありましたので、お手元の議案の末尾に配布しておきましたからご覧いただきたいと思います。 次に、去る6月定例会において可決されました、道路特定財源の確保に関する意見書につきましては、内閣総理大臣をはじめ政府関係機関に提出しておきましたので、ご報告しておきます。 次に市長から、報告第6号 継続費の精算報告について    (し尿処理施設整備事業)報告第7号 継続費の精算報告について    (健康保養施設整備事業天然記念物整備活用事業)報告第8号 財団法人大野公共施設管理公社経営状況について以上、3件が提出されております。 お手元にお配りしておきましたから、ご覧いただきたいと思います。 これより、日程に入ります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、 19番坂元千秋君、20番村西利榮君の両名を指名いたします。 日程第2.会期の決定を議題といたします。 本定例会の会期については、去る7月24日および8月30日の両日、議会運営委員会を開き協議されましたので、その結果について委員長から報告願います。 議会運営委員長、砂子君。 (議会運営委員長 砂子三郎君 登壇) ◎議会運営委員長砂子三郎君)  平成12年9月、第309回大野市議会定例会の会期等につきましては、去る7月24日および8月30日の両日、議会運営委員会を開き協議いたしました。 その結果について、ご報告申し上げます。 まず、本定例会の会期は、本日6日から21日までの16日間といたしました。 次に、日程について申し述べます。 本日は、理事者提出の各議案を上程し、提案理由の説明を行います。 7日から10日までは、議案調査のため休会。 11日は、一般質問を。 12日は、11日に引き続き一般質問を行い、質問終結後、請願・陳情を上程し、議案ならびに請願・陳情を各委員会に付託いたします。 次に、委員会の日程といたしましては、 13日は、産経建設常任委員会。 14日は、民生環境常任委員会。 15日から17日は休会。 18日は総務文教常任委員会。 19日は中部縦貫自動車道整備促進特別委員会を開きます。 20日は休会。 21日は最終日で、各委員会審査の結果を委員長より報告の後、質疑・討論・採決を行います。 以上であります。 各員におかれましては、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いいたしまして、報告といたします。 ○議長(常見悦郎君)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、ただ今の委員長の報告のとおり、本日から21日までの16日間といたしたいと思います。 これにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり) ○議長(常見悦郎君)  ご異議なしと認めます。 よって、本定例会の会期は、委員長の報告のとおり16日間と決定いたしました。 日程第3.議案第60号から議案第71号までの12議案を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市長、天谷君。 (市長 天谷光治君 登壇) ◎市長(天谷光治君)  本日ここに、第309回大野市議会定例会が開催されるに当たり、提案いたしました各議案の概要についてご説明申し上げます。 今定例会におきましては、予算関係議案5件、条例関係議案2件、決算認定議案2件、その他の議案3件、合計12議案を提出し、ご審議をお願いすることとしております。 これらの議案をご説明いたします前に、最近の諸情勢や市政の重要課題取り組み状況などについて申し上げます。 まず、経済状況について申し上げますと、国は8月の月例経済報告の中で、引き続き緩やかな改善を続けているとの判断を示しておりますが、依然として雇用や個人消費は厳しく、景気は今ひとつ回復軌道に乗り切れない状況にあると言われております。 次に、国・地方の財政状況を見てみますと、自治省がまとめた平成11年度の地方税の収入見込みは、中小企業の業績不振により法人関係の税収が落ち込み、地方財政計画税収見込みである35兆568億円に比較し、7,368億円、2.1㌫余り下回っております。 このように経済が低迷し、国と地方の財政状況が一段と厳しくなっていることについて、政府税制調査会は、21世紀初頭の税制の在り方を展望した中期答申の中で、今日の巨額の財政赤字は、景気が回復しても自然増収のみではその改善は困難であるとの認識のもとに、増税の必要性をにじませながらも、増税の前には、徹底した歳出構造の見直しと財政構造改革の必要性を強く訴えております。 また、地方分権の進展に伴い国から地方への税源移譲や、地方交付税の在り方などについていろいろと論議され、地方財政制度も新たな局面を迎えつつあると言われております。 当市といたしましても、危機意識を持ってさらに行財政改革を進めてまいりたいと考えております。 さて、7月20日から勝山市をメイン会場に開催されております「恐竜エキスポふくい2000」も、残すところあと10日余りとなりましたが、大野会場においても、これまでさまざまなイベントが開催され、多くの方が訪れております。 各会場の入場者数を見てみますと、メイン会場有料入場者数は、9月4日に県実行委員会の目標数値であります60万人を上回りました。 大野会場におきましても、すでに19万人近くの方にお越しをいただいており、この夏は、平日でもまちなかを散策する観光客の方々を多く目にしております。 また、今年の新規事業として、観光客の皆さん方に、本市の伝統工芸等を紹介する「伝統工芸等観光活用事業」を、市内のさまざまな技能をお持ちの方々の協力を得て、毎週日曜日および祝日に平成大野屋などで実施していますが、なかなかの好評を博しており、エキスポ開催による波及効果とともに、今後の観光客の増加につながるものと期待しております。 次に、旧大野市農業協同組合において、県および市からの補助金が、一部不正に執行されていた問題について申し上げます。 市は、今年の1月から県と合同で、補助事業に係る関係書類現地確認等の調査を実施してまいりました。 その結果、旧大野市農業協同組合は、平成6年度の補助事業において、市の補助金で約170万円余りを、本来の交付目的以外の用途に不正に執行していたことが確認されました。 公共性の強い農業協同組合が、このような問題を起こしましたことは誠に遺憾に存じます。 テラル越前農業協同組合はこの調査結果をもとに、先般、当市に対しまして該当する補助金の自主返還を申し出るとともに、再発防止や改善策などを示してまいりましたので、市はこれを承認するとともに、再発防止のための改善策等を指導したところであります。 市といたしましても、今回の事態を未然に防止できなかったことを重く受けとめ、今後はより一層、補助を受ける事業者等に対し指導の徹底を図るとともに、補助事業の適正かつ厳正な執行に万全を期してまいる所存であります。 それでは、次に、市政の重要課題取り組み状況について申し上げます。 まず、教育問題について申し上げます。 経済優先社会のヒズミとも言うべき青少年の凶悪事件が多発しており、誠に憂慮すべき事態と心を痛めております。 青少年による事件の背景には、地域や家庭での教育力が低下し、青少年の孤独感や疎外感を助長させていることがその原因であると考えられ、市の青少年問題協議会でもこの問題について、地域ぐるみで青少年を育成するアクションプランを策定し、青少年は社会の重要な一員であるとの自覚を促すような事業を計画しております。 また、青少年の体験活動や地域とのふれあいを通した家庭教育事業にも精力的に取り組んでおります。 関係する事業を申し上げますと、休日を利用した親子で市内の文化財や遺跡等にふれあう大野っ子サタデープランや、豊かな人間性の育成を目的とした、ふるさと探検隊やエジソンの研究室の実施などがあり、青少年の健全育成に役立つことを願っております。 次に、中部縦貫自動車道取り組み状況について申し上げます。 永平寺大野道路では、用地買収は7月末で約61㌫の進ちょく率となっております。 また、多数の埋蔵文化財が沿線に点在することから、発掘調査を進めているところであります。 大野区間では、路線測量調査を終えている地区につきましては、本道路に付帯する道路・水路等の設計協議を継続して実施しており、また一部の地区で測量調査に入る承諾を得られたことから、この秋にも、承諾を得た地区から順次測量調査に入るよう、国と協議をいたしております。 国道157号大野バイパス事業については、現在、県が道路の詳細設計・土質調査等を実施しており、今後も事業主体である県と協力をしながら、事業推進に取り組んでまいりたいと考えております。 次に、都市計画街路三番線の事業完成について申し上げます。 本路線は、中心市街地を南北に貫く重要幹線道路として、昭和62年度に事業認可を受けて以来、地元関係者の皆様のご協力を得ながら事業を進めてまいりました。 事業完成までに、物件移転21件、用地取得面積1,425平方㍍など、総事業費約11億円を投じて、本年6月末に完成いたしました。 当初計画では5年の事業期間であったのに対し、13年を費やしたこの事業を通して、私どもは、住民と行政が共に考え、住民本意のまちづくりを行うことの大切さを痛感した次第であります。 次に、亀山周辺整備について申し上げます。 すでに議員の皆様にご説明申し上げております亀山周辺整備構想に沿って、基本計画案の作成を進めております。 現在は、関係する地区や機関、団体等のご意見をお聞きしているところであり、これからは、庁内のワーキンググループと委託先とで協議を行いながら、基本計画案を取りまとめ、11月下旬には議会にお示ししたいと思っております。 その後の予定といたしましては、この基本計画案を市民の皆様にご説明し、さらに広くご意見をお聞きしながら、基本計画を策定してまいりたいと考えております。 また、西部アクセス道路取り組みについて申し上げますと、すでに関係する地区の役員の方々への説明会を終えており、今後は、関係する地区民全員を対象に地区別説明会を開催させていただき、十分な話し合いを行いながら、街路や住環境整備計画を策定していきたいと考えております。 次に、ファミリーリゾート関係の事業について申し上げます。 六呂師高原地区は、平成8年度に大野市が策定いたしましたファミリーリゾート整備計画に沿って整備を図ってきております。 平成10年11月には、休養温浴施設として「うらら館」が完成し、来年の夏には、県農業公社が建設中の乳製品加工体験施設ミルクランド」がオープンする予定であります。 これによって、六呂師高原地区における一連の施設整備はほぼ完成することになり、宿泊施設に滞在しながらスポーツ・自然観察・天体観測などを楽しみ、休養温浴施設で疲れを癒す(いやす)という滞在型の余暇活動やアウトドアライフを満喫できることになります。 なお、ミルクランドは来年秋オープンの予定が早まり、夏になるという見込みとなったことから、オープンに間に合うよう、来年度に計画していました水供給施設整備工事費を、このたび補正予算に計上いたしております。 次に、休日急患診療所運営体制について申し上げます。 本年7月2日から、福井医科大のご協力により、今までの内科・外科の診療科目に加え、新たに小児科の専門医による診察を行っており、診療の時間帯は、毎週日曜日と祝日の午後1時から夜9時までとなっております。 小児科専門医による診療の状況を申し上げますと、7月・8月の2カ月間で10回の診療日があり、合計で88人の方が診療を受けておられます。 特に、6歳未満の乳幼児の方が多く受診されており、保護者の方々も安心感が得られると大変喜んでいただいております。 次に、市内循環バス試行運行の実施結果についてご報告をいたします。 このバスの試行運行は、6月19日から7月19日までの31日間、1日20便を市街地の主要公共施設医療機関などを結ぶ路線で実施し、期間中、各停留所ごとの乗車人数や乗り込み調査等を行いました。 利用状況を申し上げますと、総利用者数は1,614人で、1日当たり52人、1便当たり2.6人の利用となっております。 今回は短期間の実施であったため、これからも市民の皆さんのバス運行についてのご意見をお聞きしながら、今回の利用状況やアンケートの調査結果、そして現在実施されています大野商工会議所無料循環バスの結果も参考に、今後のバス運行の在り方について検討してまいりたいと考えております。 次に、第四次大野市総合計画策定状況について申し上げます。 昨年来、市民と行政により手づくりで作成するという方針のもと、幹事会で素案づくりを行い、基本構想の素案をまとめました。 これを受け、幹事会の上位機関である各界各層の代表ら25人で構成する策定委員会を構築し、基本構想案について集中的に熱心に論議してまとめていただきました。 そして、さらに議会のご意向も汲み入れて修正を加え、この内容をもとに庁内決定を行い、今定例会に第四次大野市総合計画基本構想案としてお諮りするものであります。 また、今後の予定といたしましては、この基本構想に基づき、5年間の前期基本計画とりまとめ作業を進め、来年3月には第四次総合計画として策定いたしたいと存じております。 次に、大野・勝山地区広域行政事務組合管理者交代事務局移転について、ご報告いたします。 ご承知のごとく、広域行政事務組合の現在の管理者は勝山市長で、事務所は奥越地場産業振興センター内に置かれていますが、8年余りを経過したため、協議により10月1日から管理者は大野市長になることで合意しております。 事務局は、管理者の市村に置くと定められておりますので、本市での事務局の受け入れにつきましては、有終会館の1階を充てる手はずで準備を進めております。 さてここで、広域行政事務組合にとって最大の課題となっています、一般廃棄物処理施設進ちょく状況について申し上げておきたいと思います。 昨日、広域行政事務組合臨時議会が和泉村において開かれました。 管理者である今井勝山市長は、同組合の重要事項の取り組み状況の中でこの問題に触れ、これまで建設の候補地を和泉村に絞って努力をしてきたが、地元の同意を得られないことから、8月初め管理者・副管理者・参事等合同会議を開き、これまでの候補地を白紙に戻し、今後できるだけ早く建設地を選定したいとの意志を明らかにしました。 臨時組合議会ではこの点について熱心な質疑応答や議論が交わされましたが、白紙に戻すとの意味は和泉村を含めた2市1村の中で選定作業を新たに始めることであります。 同組合の理事者と議員がこうした共通理解のもとに、できるだけ早期に建設地を選定すべく努力してまいりたいと考えております。 それでは、ただ今上程されました議案の概要について、ご説明申し上げます。議案第60号 平成12年度大野市一般会計補正予算(第2号)案でありますが、歳入歳出それぞれ2億9,149万2,000円を追加し、補正後の予算額を159億4,612万1,000円とするものであります。 今回の補正は、一つには、補助事業の事業費の決定に伴う補正、二つには、緊急を要する事業や市民の皆さん方からの要望が強く早急に対応すべき単独事業に絞って編成した次第であります。 主なものを挙げますと、総務費では、21世紀メモリアル事業や先ほど申し上げましたミルクランド関係水供給施設整備費を計上いたしております。 民生費では、電動車いすの購入に対する補助金を、衛生費でも生ごみ処理機の購入や合併浄化槽設置に対する補助金と休日急患診療所小児科医師の報酬を、それぞれ追加計上しております。 土木費の建設事業費関係では、単独事業として、道路・河川等の補修費や改良費を追加補正するものです。 歳入では、事業に見合う特定財源を見込んだほか、前年度繰越金や公共施設管理公社からの返還金などを充て、収支の均衡を図った次第であります。 次に、議案第61号 平成12年度大野市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)案につきましては、老人保健医療費拠出金高額療養費貸付金などを計上いたしております。議案第62号 平成12年度大野市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)案でありますが、配水管改良事業費や前年度繰越金の各簡易水道ごと積立金補正を行うものであります。議案第63号 平成12年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)案につきましては、富田中部地区における国の補助事業費の追加と、前年度繰越金の各処理区ごとの積立金補正を行うものであります。議案第64号 平成12年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)案でありますが、補助事業として、処理場用地の購入費を追加計上いたしております。 次に、条例関係議案につきましてご説明申し上げます。議案第65号 大野市公共下水道条例案および議案第66号 大野市公共下水道事業受益者負担に関する条例案の両議案につきましては、本年4月27日の大野市公共下水道事業審議会の答申に基づいて条例案の作成を進め、公共下水道の設置および管理に関する事項や受益者負担金および分担金の徴収について必要な事項を定めたく、今定例会に条例案として提出するものであります。議案第67号 第四次大野市総合計画基本構想については、先ほどご説明申し上げましたとおり、地方自治法の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 概要を若干申し上げますと、目標年次を10年後の西暦2010年度とし、将来人口を4万人と設定しております。 また、市の目指すべき方向につきましては、「力強く・やさしく・美しく」を基本理念として「自然と人とが調和しともに創り育てる名水のまち大野」を将来像としています。 次に、議案第68号 大野市道路線の認定につきましては、地区の要望に沿って、認定基準を満たす9路線を新たに市道に認定するものであります。議案第69号 大字・字区域の変更につきましては、土地改良事業の換地処分に伴い、牛ケ原地区において大字・字区域の変更を要するため、提案するものであります。議案第70号 平成11年度大野市歳入歳出決算認定についておよび議案第71号 平成11年度大野市水道事業会計決算認定についての両議案は、平成11年度の決算を監査委員の意見を付けて提出し、それぞれ認定をお願いするものであります。 以上、提出議案につきましての概略を申し上げました。 各議案の詳細につきましては、担当部長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、妥当なるご決議を賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。 ○議長(常見悦郎君)  総務部長、石倉君。 (総務部長 石倉善一君 登壇) ◎総務部長石倉善一君)  私からは議案第60号から第64号までの予算関係議案5件、議案第67号第四次大野市総合計画基本構想について、および議案第70号・71号の平成11年度決算認定についての計8議案について、ご説明申し上げます。 まず、議案第60号平成12年度大野市一般会計補正予算(第2号)からご説明申し上げます。 今回の補正予算は、次のように定めさせていただきます。 第1条歳入歳出予算の補正でございますが、このたび歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億9,149万2,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ159億4,612万1,000円とするものでございます。 歳入歳出予算の補正の内訳につきましては、第1表、3㌻から6㌻にかけまして歳入歳出予算補正としてお示しをしてございます。 主なものを後でご説明いたしたいと思います。 次、第2条でございますが、債務負担行為の補正でございまして、既定の債務負担行為の変更をさせていただくものでございまして、第2表債務負担行為補正として7㌻に掲載をしてございます。 次、第3条地方債の補正でございますが、地方債の変更を第3表、地方債補正のとおり行いたく今回お願いするものでございます。 それでは第1表の歳出の方からご説明を申し上げますので、5㌻をお開きください。 第2款総務費でございますが、総務管理費の中では21世紀メモリアル事業の補助といたしまして500万円を、財産管理費の目で賃借権の解除に伴う補償金として577万1,000円を、その他借地料の改定に伴いまして103万6,000円を増額補正をさせていただきますし、リゾートの水供給施設6,465万円も今回の大きい補正の中身でございます。 徴税費につきましては、市税の還付金と前納報奨金でございまして、499万2,000円の増額でございます。 飛ばしまして、統計調査費につきましては、10月1日を基準にして実施されます国勢調査に伴う所要の経費214万5,000円の補正でございます。 次に民生費、款3民生費でございますが、高齢者外出促進支援事業、電動車椅子40台分の追加としまして、400万円を、などが主なものとなっております。 次、保険衛生費は合併浄化槽の補助としまして、補助事業分として508万8,000円を、今回新たに単独分として300万円を追加計上させていただきます。 なお、簡水会計の繰出に313万2,000円を計上しております。 そのほかに休日急患所の運営費といたしまして、小児科医師の報酬といたしまして537万7,000円を増額補正をしております。 清掃費につきましては、資源有効利用促進事業として生ごみ処理機110台分440万円などが主なものでございます。 労働費、飛ばさせていただきまして、款6農林水産業費でございますが、農業生産法人の機械整備を今回県単補助事業の中で組み替えをさせていただくものが一つございます。 それは農業生産法人条件整備事業として906万円を減額する代わりとして、きらり輝く中山間地域活性化事業として1,198万8,000円を増額させていただくという内容のものでございます。 林業費につきましては、間伐材事業の補助として250万円などでございます。 なお、農業費、先ほど申しました組み替えのちょっと前後して申し訳ございませんが、ほかには県営土地改良事業補助1,201万6,000円、市単土地改良事業250万円、農業集落排水事業会計の繰り出し223万円などがございます。 商工費につきましては、10月の中旬に日本山岳会の自然保護集会が当市において開催されますので、この一部補助等でございます。 次に款8土木費でございますが、道路橋梁費におきましては、維持補修工事1,640万、それから道路改良事業の単独で5,610万、あるいは地方特定道路の整備に1,000万1,000円、それから道路融雪の補修などで8,818万4,000円の増額補正と相成ります。 河川費につきましても、維持補修工事で400万円を、河川改良の単独で4,730万円を増額補正させていただくものでございます。 都市計画費におきましては、下水道事業特会への繰出105万円、ふれあい公園の管理に200万円などを増額計上させていただいております。 次に第10款教育費に入らせていただきます。 小学校費・中学校費とも今回借地料の改定に伴いまして、一部増額をさせていただくものでございます。 社会教育費につきましては、公民館の修繕60万円、イトヨ生息地の管理費で120万円、歴史民俗資料館の冷暖房機の補修で57万円等でございます。 6項の保健体育費におきましては、補助事業の地域スポーツ活動活性化事業が決定されてきましたので、これに伴いまして257万5,000円など358万2,000円を増額補正するものでございまして、しめて2億9,149万2,000円の増額補正とし、補正後の累計を159億4,612万1,000円とするものでございます。 それでは歳入についてご説明申し上げますので、3㌻をお開きいただきたいと思います。 それぞれ歳出に見合います特定財源の補正と繰越金等一般財源の補正が中心でございます。 分担金・負担金は市単事業の地元分担金でございます。 使用料及び手数料につきましては、有終会館の使用料、これは広域組合が入りますためのものでございます。 国庫支出金につきましては、合併浄化槽・スポーツ振興補助など562万1,000円でございます。 なお委託金につきましては、水資源涵養機能実態調査として国からの委託を受けて実施をすることといたしております。 13款県支出金におきましては、合併浄化槽分169万6,000円、それから歳出とは今回補正では関係はございませんが、医療施設との設備補助210万円も入としてみております。 生ごみ対策として220万、農業生産法人条件整備事業ときらり輝く中山間地域づくりの301万3,000円などでございます。 県委託金につきましては国勢調査費の費用でございます。 16款繰入金につきましては、中山間地域活性推進基金の、これは繰り入れでございます。 17繰越金につきましては、前年度の繰越金で、このたび2億4,845万6,000円を、特定財源を除いた一般財源の大部分として繰越をさせていただきます。 雑入でございますが、これは公共施設管理公社の返納金1,154万8,000円、市農協の補助返還金170万1,000円などでございます。 おめくりをいただきまして、市債につきましては地方特定道路整備事業の歳出の追加に伴いまして、今回900万円増額補正をさせていただくものでございます。 合計金額ならびに補正後の金額は歳出と同額となっております。 それでは、7㌻をお願いをいたします。 債務負担行為補正でございますが、ちょっと単位が抜けておりまして申し訳ございません。 限度額に単位千円を加えていただきたいと思います。 大野市土地開発公社の短期借入金に対する債務保証でございまして、今回1億3,508万2,000円を増額させていただくという内容でございまして、補正後は平成12年度において元金6億6,372万4,000円とその利子を債務保証させていただくという内容でございます。 次おめくりいただきまして地方債補正でございますが、先ほど申し上げました地方特定道路整備事業として今回限度額において900万円を増額させていただく内容でございまして、その他起債の方法・利率・償還の方法等の諸条件については、補正前と同様でございます。 それでは次に、議案第61号平成12年度大野市国民健康保険事業特別会計補正予算について、ご説明を申し上げます。 この会計では、今回3,307万4,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ25億5,050万5,000円といたすものでございます。 補正の内訳でございますが、3㌻4㌻の第1表歳入歳出予算補正に表してございます。 歳出からご説明を申し上げますので、4㌻をお開きください。 まず1款総務費でございますが、これは財源の組み替えでございます。 介護保険の収納対策給付金が交付されますので、そうしたものの組み替えをさせていただくというものでございます。 保険給付費につきましても、退職被保険者の給付金が過年度分のものが入りますので、これも財源の組み替えをさせていただくものでございます。 老人保険拠出金第3款でございますが、これは老人保険医療費拠出金医療分として3,006万3,000円、事務費分として1万1,000円を増額補正させていただくものでございますし、第9款諸支出金の貸付金は高額療養費の貸付金として300万円を今回増額補正させていただくものでございます。 しめて3,307万4,000円の補正額で、補正後の累計は25億5,050万5,000円と相成ります。 歳入をご説明申し上げますので、3㌻をお開きいただきたいと思います。 3款国庫支出金につきましては老人保険医療費拠出金の負担金として1,202万5,000円が入ります。 それから療養給付費交付金では、退職者医療交付金過年度分として、778万6,000円が追加交付されます。 繰越金につきましては、254万5,000円でございますし、諸収入につきましては貸付金が同年度で戻りますので、300万円を計上させていただいております。 連合会支出金11款でございますが、これは介護保険の収納対策給付金として771万8,000円が入るものでございまして、補正額ならびに補正後の累計は歳入と同額でございます。 続きまして、議案第62号平成12年度大野市簡易水道事業特別会計の補正予算につきまして、ご説明を申し上げます。 第1条でございますが、この予算につきましては歳入歳出それぞれ1,792万1,000円を追加いたしまして、歳入歳出それぞれ6,917万5,000円とさせていただきます。 この内訳でございますが、第2項として第1表3㌻4㌻の歳入歳出予算補正によることとしております。 歳出4㌻からご説明を申し上げます。 1款総務費でございますが、前年度の繰越金を各簡易水道ごとに収入支出を精算し、余剰金を各簡易水道ごとに積み立てるものでございます。 2款の簡易水道費でございますが、510万円今回増額補正をさせていただきますが、農業集落排水事業と併せて施行いたします、配水管改良事業の負担金に富田・西富田簡水の両簡水で410万円、御領簡水の配水管改良に100万円、合わせて510万円を増額させていただきます。 合計は、補正額で1,792万1,000円、補正後は6,917万5,000円と相成ります。 お戻りいただきまして、歳入でございまして繰入金、基金からの繰入金が196万8,000円、一般会計からの繰り入れ313万2,000円で510万円となります。 繰越金は全額前年度の繰越金で、1,282万1,000円でございます。 歳入合計、補正後の合計は歳出と同額でございます。 続きまして議案第63号平成12年度大野市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)案について、ご説明を申し上げます。 歳入歳出予算の補正第1条でございますが、歳入歳出それぞれ今回4,789万5,000円を追加させていただきまして、歳入歳出ともに8億1,948万4,000円と定めさせていただきます。 補正の内訳でございますが、第1表歳入歳出予算補正に掲げてございます。 次に第2条地方債の補正でございますが、今回の歳出の補正、事業費の補正に伴いまして第2表で地方債補正をさせていただくものでございます。 それでは4㌻をお開きいただきたいと思います。 農業集落排水事業でございますが、まず第1項の集落排水事業では富田中部の補助事業として3,000万円、市単事業として410万円、トータルで3,410万円を追加計上させていただきます。 第2項の農業集落排水管理費は、阿難祖処理区の修繕48万円とこれ以外の1,331万5,000円は、平成11年度の収支を各処理区ごとに精算し、剰余金を積み立てるものでございまして、下唯野処理区ほか4処理区の合計が1,331万5,000円と相成ります。 続いて歳入をご説明しますので、3㌻にお戻りいただきたいと思います。 まず1款分担金及び負担金は、地元分担金として410万円でございます。 3款県支出金につきましては、富田中部処理区にかかる国・県の補助として1,815万円でございます。 なおご承知のとおり、国庫補助も県を通して入るために県補助金としてございます。 5款繰入金につきましては、一般会計からの繰り入れ223万円でございます。 繰越金は前年度繰越金で1,331万5,000円、市債につきましては、富田中部処理区の事業費増に伴います市債として、財源として1,010万円、補正額の合計は4,789万5,000円、トータルで8億1,948万4,000円と相成ります。 続いて2表でございますが、地方債補正5㌻でございます。 農業集落排水事業といたしまして、限度額を今回1,010万円を増額補正させていただきまして、1億9,680万円に改めさせていただきます。 起債の方法・利率・償還の方法等の諸条件につきましては、補正前に同じでございます。 続きまして、議案第64号平成12年度大野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、ご説明を申し上げます。 第1条でございますが、この会計では歳入歳出それぞれ1,375万円を追加させていただきまして、総額を14億8,253万8,000円といたします。 この補正の内訳でございますが、3㌻4㌻の第1表歳入歳出予算補正によることといたしております。 4㌻、歳出からご説明を申し上げます。 1款下水道事業費でございますが、下水道事業で終末処理場用地の取得費として今回1,375万円、これがすべてでございます。 補正後は14億8,253万8,000円となります。 3㌻にお戻りいただきまして歳入でございますが、1,375万円の補正に伴う財源内訳とご理解いただけば結構でございますが、国庫支出金で680万円、県補助金で50万円、他会計からの繰入金、これは一般会計でございますが105万円、市債540万円でございます。 補正額ならびに補正後の金額は歳出同額でございます。 次に5㌻をちょっとお願いいたします。 第2表地方債補正でございますが、下水道事業の追加に伴いまして限度額を540万円増額いたしまして、補正後を7億8,060万円とさせていただくものでございます。 起債の方法・利率・償還の方法等の諸条件につきましては、補正前と同様でございます。 次に、議案第67号第四次大野市総合計画基本構想についてご説明を申し上げます。 行政の総合的かつ計画的な運営を図るために平成13年度から平成22年度までの10年間を計画期間として、第四次大野市総合計画基本構想を定めさせていただきたいので、地方自治法第2条第4項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。 提案理由といたしましては、長期にわたる行政運営の基本を確立するためでございます。 中身はちょっと長ごうございますので、かいつまんで骨子をご説明申し上げます。 基本構想案は大きく2つに分けておりまして、その第1点が「総合計画の策定にあたって」として、基本となる事項を6章に区分して次のように整理をいたしております。 第1章では計画策定の趣旨を、第2章では計画策定の背景と役割を、第3章では計画の期間と構成を、第4章では大野市の特性を、第5章では市民からの要望を、第6章では大野市の現況と課題をそれぞれ分析・検討しております。 以上を踏まえ、認識した上で第2編として基本構想を組み立てております。 第1章では、まちづくり基本理念といたしまして、「力強く・やさしく・美しく」とし、第2章まちづくりの将来像と基本目標では、将来像は「自然と人とが調和しともに創り育てる名水のまち大野」と定めることとしております。 なお、ここで言います名水は、広義の意味でとらえていただきまして、名水に代表される豊かな自然を総称した意味としております。 基本目標は、産業・人・環境・交流・生活の5つの柱に分けて組み立てております。 第3章は大野市の将来見通しでございまして、10年後の人口をほぼ現状維持の4万人と設定しているほか、産業経済・土地利用についても見通し、将来予測を行っております。 そして第4章では基本目標と施策の方向性を5つの分野に分けて述べています。 1つは創造性と活力ある産業のまち、2つは思いやりと豊かな心を育むまち、3つとして環境保全と美しい景観づくりのまち、4つとして人が集い心が響きあうまち、5つとして住みたい・住み続けたいまちの5つでございます。 第5章ではこの構想を実現のために必要な市民の参画や情報化の推進・行財政の健全運営などについて考え方を示しております。 以上で、本議案の説明とさせていただきます。 続きまして、議案第70号平成11年度大野市歳入歳出決算についてをご説明申し上げます。 本案は地方自治法第233条第3項の規定によりまして、平成11年度大野市一般会計および特別会計の歳入歳出決算を、別冊のとおり別紙監査委員の意見を付けて議会の認定をお願いするものでございます。 なお、主要な施策の成果に関する報告書も添付してございますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 決算書の内容は、別途説明の機会を与えられますので、ここでは一般会計については総括表と実質収支に関する調書、各特別会計につきましては実質収支に関する調書をご説明して提案理由の説明に代えさせていただきます。 それでは、決算書の5㌻をお開きいただきたいと思います。 歳入でございますが、第1款の市税から第19款の市債まで、それぞれ表と区分のように予算現額・調定額・収入済額・不納欠損額・収入未済額・予算現額と収入済額との比較として表してございます。 収入の、歳入の合計でございますが、9㌻でございまして、内訳は省略させていただきましてトータルで申し上げますと、予算現額が196億3,641万1,000円、調定額が189億7,368万8,459円、収入済額が188億583万5,735円、不納欠損額が995万3,354円、収入未済額が1億5,789万9,370円、予算現額と収入済額との比較では△8億3,057万5,265円と相成ります。 続きまして10㌻からは歳出でございますが、第1款議会費から第13款予備費までを、今度は表と区分は予算現額・支出済額・翌年度繰越額・不用額、そして予算現額と支出済額との比較として表してございます。 これもトータルについて申し上げます。 13㌻をお願いいたします。 歳出合計予算現額につきましては、196億3,641万1,000円でございますし、支出済額は180億4,891万6,538円、翌年度繰越額は11億3,073万7,000円、不用額が4億5,675万7,462円、予算現額と支出済額との比較では15億8,749万4,462円残っているということになります。 次ページをお願いいたします。 これら歳入歳出の差引残額は7億5,691万9,197円と相成ります。 それでは、実質収支に関する調書を一般会計から各特別会計について申し上げます。 一般会計は160㌻に記載してございまして、歳入総額が先ほど申し上げましたように188億583万6,000円、歳出総額が180億4,891万7,000円、歳入歳出差引額7億5,691万9,000円、繰越明許費の繰越額が2億1,756万7,000円、事故繰越額が46万5,000円、計で2億1,803万2,000円、実質収支これは翌年度へ繰り越して使える財源となるものでございますが、5億3,888万7,000円でございます。 以下特別会計につきましては、冒頭申し上げましたように、実質収支に関する調書の点だけをご説明申し上げます。 187㌻でございますが、歳入が25億9,513万円、歳出が24億5,304万9,000円、歳入歳出差引額が1億4,208万1,000円、実質収支は同額でございます。 老人保険特別会計、198㌻でございます。 48億7,372万1,000円の歳入総額、歳出は48億7,348万7,000円、差引額23万4,000円、実質収支同額でございます。 簡易水道特別会計、212㌻でございます。 歳入総額5,363万4,000円、歳出が4,081万3,000円、差引額が1,282万1,000円、実質収支同額でございます。 続いて224㌻、農業集落排水事業特別会計でございますが、歳入が8億8,839万8,000円、歳出総額が8億7,508万1,000円、差引額1,331万7,000円で、実質収支は同額でございます。 続いて234㌻、下水道事業特別会計でございますが、歳入が11億963万7,000円、歳出同額でございまして、実質収支はゼロでございます。 なお161㌻以降に財産に関する調書等も付けてございますので、後ほど合わせてご覧をいただきたいと存じます。 続きまして、議案第71号平成11年度大野市水道事業会計決算認定についてをご説明申し上げます。 地方公営企業法第30条第4項の規定によりまして、平成11年度大野市水道事業会計の決算を別冊のとおり定めましたので、監査委員の意見を付けて議会の認定をお願いするものでございます。 それでは、決算書1㌻をお開きください。 まず水道事業決算報告書でございます。 収益的収入および支出でございますが、第1款水道事業収益は第1項の営業収益・営業外収益を合わせたものでございます。 予算額は当初・補正それに合計となっております。 合計だけ申し上げますと、1億2,483万8,000円の予算に対し、決算額は1億2,170万9,739円となります。 予算額に比べました決算額の増減では、△312万8,261円となっております。 では2㌻をお願いいたします。 続いて支出、費用でございますが、第1款水道事業費用は第1項・第2項・第3項の営業費用・営業外費用・予備費を合わせたものでございますが、予算額は歳入同額で、合計したものを申し上げますと1億2,483万8,000円でございます。 決算額は1億2,158万2,331円で、不用額が325万5,669円でございます。 次のページ、3㌻が資本的収入及び支出となっておりまして、第1款資本的収入は1項分担金・2項他会計負担金・3項他会計補助金を合わせたものでございます。 合計を申し上げますと、4,671万3,000円に対しまして決算額は4,747万6,596円、76万3,596円の比較増となります。 続きまして4㌻をお願いいたします。 4㌻は資本的支出でございますが、第1款は第1項の建設改良費、企業債償還金の第2項を合わせたものでございます。 同様に予算の合計は、5,305万1,000円、決算額は5,117万1,046円、不用額が187万9,954円と相成ります。 欄外に書いてございますように、資本的収入額が資本的支出額に不足する額369万4,450円は、過年度の損益勘定留保資金で補てんをさせていただきました。 以下、平成11年度の損益計算書、同じく11年度の貸借対照表、平成11年度の事業報告書を記載してございますので、後ほどご覧いただきたいと存じます。 私からのご説明は以上でございます。 ○議長(常見悦郎君)  建設部長、川田君。 (建設部長 川田光男君 登壇) ◎建設部長(川田光男君)  私の方からは、議案第65号および第66号の2条例案および第68号の市道路線の認定についてご説明いたします。 まず、議案第65号大野市公共下水道条例案についてでございますが、おめくりをいただきまして、この条例は7章42の条項と附則からなっております。 主な条項を中心に申し上げます。 第1章の総則で、第1条では目的を定めており、下水道法に定められておりますもののほか、当市の設置する公共下水道の管理および使用について必要な事項を定めることを目的としております。 第2条では用語の意義を定めております。 おめくりをいただきまして、第2章では排水設備について定めております。 まず第3条で公共下水道開始の日から1年以内に下水道に汚水を流すための排水設備の設置をすべきことを原則としております。 第4条ではその排水設備の接続方法内容等を定め、第5条では排水設備を設置する場合申請書を作成して市長の確認を求めております。 第6条では、工事の完了後検査を受けて使用することとしております。 第3章では、工事指定店制度の取り入れについて必要なことを規定しております。 まず第7条では、排水施設工事は市長の指定を受けた工事店のみが施工できることを原則としており、おめくりをいただきまして第8条では指定店の申請に必要な事項を定めております。 第9条以下14条までは、指定店の基準・内容・行為等について定めております。 おめくりをいただきまして、第4章は公共下水道の使用について定めております。 まず第15条では、除外施設の設置等について定めており、下水道法12条第1項では下水道施設の機能の低下または損傷をさせるような下水を流す場合には、そのようなものを除外する施設の設置等を義務付けておりますが、それに該当する下水の基準を定め必要な措置を講ずることを定めたものでございます。 第16条では特定事業所からの下水の排除を制限しており、第17条では下水処理場で処理できない物質およびその含有量の基準を定めまして、それをオーバーしないように除外施設を設けて流すことを求めております。 おめくりをいただきまして、次㌻まで40号にわたり適合の基準が定めてあります。 第18条では除外施設等の設置者に水質管理責任者の選任を義務付けており、第19条では除外施設等の設置等の届出について必要な事項を定めております。 おめくりをいただきまして、第22条では汚水量の認定方法について定めております。 第1項第1号では水道メーターがある場合には、そのメーターの量で水量を認定することとしており、第2号では地下水等を汲み上げている場合には、計測器を市が設置してそれにより認定をする。 第3号では水道水と地下水等を両方で使用している場合には、それぞれの認定されたものを超えた量を汚水量とすることとしております。 第4号では営業等営んでいる者が使用している水量と、排除されます汚水量が著しく異なるような場合には、そのことを本人から申告していただきまして適正な汚水量を認定することと定めております。 第23条では使用者に使用料金の納入を義務付けておりまして、第24条ではその使用料金の算出方法を定めております。 末尾に別表が付いておりますのでご覧をいただきたいと思いますが、別表第1では一般汚水と公衆浴場汚水とに区分して、一般汚水につきましては基本料金としまして10立米までは1,400円、超過料金としまして1立米につき記載されております区分によりまして150円・160円・170円・180円と加算することとしております。 公衆浴場汚水につきましては、基本料金としまして10立米までは一般汚水と同額の1,400円、超過料金としまして1立米につき70円を加算して徴収することとしております。 このほかに消費税を上乗せさせていただきます。 別表の第2は、条例24条の2項に基づきまして本条例の27条で第1項で規定しております計測器を設置させていただいた方から左の欄に掲げる口径に応じまして、右の欄に掲げた使用料金に消費税を上乗せして徴収することとしております。 お戻りをいただきまして、第25条以下の条項はお目通しをお願いしまして、おめくりをいただきまして5章で雑則を掲げております。 まず29条では下水の管理上必要なときに改善命令を出すことができることとしております。 第30条では下水道施設に固着、くっ付いて、あるいは接近または埋設施設の上部なり下部に物件を設置したい場合には許可の申請をすることについて定めております。 次㌻の32条は、下水道の敷地や排水施設を占用する場合の規定であります。 第33条は、占用を止めたときは原状に戻すことを規定しております。 第34条では、工事の指定を受ける手数料として1件5,000円徴収することとしております。 おめくりをいただきまして、第35条では使用料金等の督促、第36条では使用料金等の減免措置ができることとしております。 37条では下水道使用者が自らの都合によりまして、下水ます取付管等を新設したいという場合にはその費用は使用者の負担でお願いすることとしております。 第38条では、この条例の定めのほかに条例の施行に必要な事項に関しましては規則に委任することとしております。 第6章では、1条項を設けまして大野市公共下水道事業審議会を設置することとしておりまして、それに関して必要な事項を定めております。 第7章では、罰則を設けております。 次の㌻の第40条では9つの号に該当する行為等を行ったものに対しまして、5万円以下の過料に処することとしております。 第41条では、詐欺その他不正の行為によりまして、使用料の徴収を免れたものに対しましては最低5万円の過料を処することとしております。 第42条では、両罰規定を設けておりまして、本人でなくても代表者・代理人・使用人その他従業員が前の2条の違反行為をすれば、その雇用者はもちろん本人にも同様の過料を科することとしております。 附則でございますが、第1項で、この条例は平成13年4月1日から施行することとしております。 第2項では、公共下水道事業審議会の委員長ならびに委員さんにも報酬・費用弁償が支払えるよう、大野市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正をお願いするもので、同条例の別表の中に大野市公共下水道事業審議会を加えさせていただくものでございます。 次に、議案第66号大野市公共下水道事業受益者負担に関する条例案についてご説明申し上げます。 おめくりをいただきまして、第1条で目的が定めてございますが、公共下水道にかかる事業に要する費用の一部に充てますため、都市計画の区域においては都市計画法の規定に基づく受益者負担金、それ以外の地域につきましては地方自治法の規定に基づきます分担金の徴収について、必要な事項を定めることを目的といたしております。 2条では受益者を決めておりまして、受益者とは事業により築造される公共下水道の排水区域、次に説明させていただきますが、その中に土地を消失するものを指します。 ただし、その土地に地上権・質権または使用貸借あるいは賃貸借による権利がある場合には、その権利の設定者とすることとしております。 第3条で、排水区域の名称・区域・地積・戸数均等割額および単位負担金額を定めておりますが、末尾の別表をご覧いただきたいと思います。 まず名称でございますけれども、大野処理区といたします。 区域でございますが、行政区域並べてございますけども、都市計画の用途区域内と一部ですね、春日野の一部あるいは東中の一部、それから下庄地区の中野2丁目の都市計画区域以外の区域、西市・庄林・東大月の一部、中津川・東中津川・南新在家・横枕の都市計画区域以外の区域を区域と定めております。 面積でございますが、約760㌶でございまして、戸数の均等割りは1戸につきまして15万円、単位負担金額でございますが、1平方㍍当たり300円と定めさせていただいております。 お戻りをいただきまして、第4条では賦課対象区域の決定について定めております。 毎年12月に、翌年度の負担場所を決めましてこれを公示をすることとしておりまして、第5条では受益者負担の額を定めております。 額の定め方につきましては、賦課対象区域内に公示の日が属する翌年の1月1日現在において所有する土地またはその上に地上権等有する土地の面積に、先ほど申し上げました単位負担金額300円を乗じて得た額と戸数割15万円を加えた額を徴収させていただくものでございます。 第6条では負担金の賦課および徴収の方法について記述してございますが、特に第4項で負担金は5年間20回に均等分割して徴収することとしております。 つまり1年を4期に分けて5年間徴収するということ。 ただし、受益者が全額一括納付を申し出たときはそれに従います。 第7条では負担金の全額一括納付した方には、奨励金を交付することができるように定めております。 第8条では、負担金の徴収猶予の定めをしてございます。 1号で災害その他の特別の事由が生じたとき、また2号で受益者の現に所有または地上権等有している土地にその土地の状況、つまり農地であるとか宅地として使用していないような場合には、徴収猶予をすることができることとしております。 第9条では、負担金の減免措置を講ずることを決めております。 第1項では、国または県・市町村等が公共の用に供している土地、つまり道路とか水路・河川等については負担金を徴収しないこととしており、第2項で各号が掲げてございまして、その中に該当する分につきましては減免をすることができることとしております。 第1号では国の、国または地方公共団体が庁舎等公共の用に供する、またはそれを建てる予定地等に該当する場合には減免させていただく。 また国・地方公共団体がその企業の、つまり水道事業とかそういうものの用に供している土地、第3号では国・地方公共団体が公共の用に、つまり道路だとか水路の予定をしている土地に、また第4号では公の生活扶助を受けている方等につきましては、減免措置を講ずることとしております。 第10条では、受益者に変更があった場合の取り扱いを定めておりますし、第11条では負担金を納期限までに納付しない場合には当然督促状を発することとしております。 また手数料も徴収できることとしております。 第12条では延滞金の徴収につきまして、規定をいたしております。 おめくりをいただきまして、第13条で条例の施行に必要な事項につきましては規則に委任をしております。 附則といたしまして、この条例は平成13年4月1日から施行させていただくものでございます。 次に、議案第68号大野市道路線の認定についてご説明をいたします。 おめくりをいただきまして、調書をご覧いただきたいと思います。 提案理由の中でも申し上げましたとおり、9本の路線を路線番号・路線名・幅員・延長・起終点順に記載をいたしておきました。 延長につきましては、トータルで1,765.7㍍ございます。 それぞれの路線ごとに番号を付しまして、図面で位置図も添付いたしておきましたので、ご覧をいただきたいと思います。 すべて新規に認定をお願いするもので、いずれも市民生活に重要な役割を担う道路と判断いたしまして、認定基準に合致いたしますので認定に対して議会の議決をお願いするものでございます。 よろしくお願いをいたします。 ○議長(常見悦郎君)  産業経済部長、廣瀬君。 (産業経済部長 廣瀬円信君 登壇) ◎産業経済部長(廣瀬円信君)  私からは、議案第69号大字・字区域の変更についてご説明申し上げます。 この議案は、県営土地改良事業牛ケ原地区の区画整理事業約133㌶の施行に伴い、地方自治法の規定によりまして、同地区内の大字・字区域を変更いたしたく提出させていただくものでございます。 該当する大字は、牛ケ原・犬山・中丁・中野のそれぞれ一部でございまして、別紙の字の区域の設定等と名称の変更調書のとおりでございます。 なお、末尾には該当区域の変更略図も添付してありますので、併せてご覧いただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(常見悦郎君)  以上で、本日の日程が全部終了いたしました。 ただ今、議題となっております議案に対する質疑を含め、一般質問は11日・12日に行います。 質問通告は、明日7日の正午までにお願いいたします。 本日はこれにて散会いたします。 ご苦労様でございました。(午前11時41分 散会)...